山田泉
地下水が湧き出てできた泉
約400年前、地下水が湧き出てできた泉で、兵営城の兵士や城内・城外の住民が飲水として利用していたほど、味はもちろん、夏はひんやり冷たく冬は凍った洗濯物が溶けるほど温かく、洗濯場としても有名でした。さらに、日照りになっても水量が減ることがなく、梅雨の期間にも増えることがなかったと言われます。しかし、1967年、泉の近くに兵営山田揚水場が設置されてから泉が枯渇し、管理されないまま1985年には土に埋もれて消失する危機に瀕しましたが、2002年に復元されました。
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場所蔚山広域市 中区 山田ギル一帯
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先端かつては各地から水筒を持って泉の水を汲みに来る人々が長蛇の列を成し、光複以降は在韓米軍の部隊がこの水を使用していました。遠路はるばる釜山や大邱からも水を汲みに来る人がいたほどだったそうです。













