観音寺
太和寺の脈を受け継ぐ寺
観音寺は太和寺の後身であり、太和寺は慈蔵大師が唐から持ち帰った百個あまりの仏舎利を分納した寺の一つで、新羅の大寺です。かつて船に乗って真身舎利を抱いて新羅に着いた慈蔵大師は、太和寺で国民の安楽のために釈迦の慈悲深い恩徳を末永く受けられるよう祈りました。現在はその址は廃墟となり跡形もありませんが、太和寺址十二支像浮屠が発見された浮屠谷の観音寺が太和寺の脈を受け継いでいます。都心にありながらも澄んで清らかな趣きが漂う観音寺には、今も慈蔵大師が祈願した釈迦の恩恵を願う人々が途切れることなく訪れています。
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場所蔚山広域市 中区 新基16ギル 62
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先端太和寺は、高麗末期から朝鮮初期にいたるまで存続していたものと見られており、寺址はバンタン谷(別称浮屠谷)を中心とする黄茅山一帯と推定され、遺物は十二支像浮屠のみ伝わっています。
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電話052)211-1083













