蔚山東軒および内衙
蔚山の守令が公務を行っていた中心的な建物
蔚山東軒は、蔚山の守令が公務を行っていた官衙の中心的な建物であり、蔚山が府、県、都護府などに昇格したり降格されるたびにその場所を移したり閉鎖されたりしました。現在の東軒は、1681(朝鮮粛宗7)年に蔚山府使 金粹五が初めて建てたもので、その息子が1695(粛宗21)年に府使として赴任し、「一鶴軒」と名付けましたが、その後、1763(英祖39)年に蔚山府使 洪益大が再建し、「伴鶴軒」と呼ばれていました。日本による植民地時代以降は郡庁の会議室として使われ、1981年に現在の姿に復元されました。東軒の中には付属建物もいくつかありますが、そのうち「内衙」は守令が暮らしていた官邸で、塀がないのが特徴です。
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場所蔚山広域市 中区 東軒ギル 167
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電話052)290-4842




















