鴎江書院
朝鮮時代 蔚山地方初の私立教育機関
朝鮮時代における蔚山地方初の私立教育機関として、1678(粛宗4)年に建てられ、1694(粛宗20)年に鴎江書院という賜額(王からの額)を賜り、約200年間にわたり講学と祭祀を行ってしていましたが、興宣大院君(*朝鮮26代王高宗の父)の書院撤廃令により1871(高宗8)年に撤廃されました。書院とは講学と教育、祭祀を行うなどの活動を通じて朝鮮時代のソンビ(*儒学精神に基づいた士人)を養成した教育機関で、鴎江書院では鄭夢周と李彦迪を追悼する位牌が祀られています。かつては郷村の自治運営機関でありながら、郷村の儒学者たちの活動の場でもありました。現在は漢文教室、青少年の情緒および礼儀教育や、主婦を対象にした教養講座などを無料で運営しています。
-
場所蔚山広域市 中区 書院11ギル 45
-
先端鴎江書院の祠堂である崇道祠では毎年春と秋になると鄭夢周と李彦迪の功徳を称える｢鴎江書院春季・秋季饗礼｣が開かれます。
時期 : 春季 5月11日、秋季 9月28日 -
電話052)292-3114
-
ウェブサイト
