三一祠
己未三一運動で殉国した独立闘士たちを祀った祠堂
三一祠は、己未年(1919年)に蔚山兵営で起きた三一運動で殉国した独立闘士たちを祀った祠堂です。3月1日に始まった独立万歳運動(三一運動)は、ソウルから地方まで次第に広がり、蔚山では4月5日と6日の２日間にわたって起きました。蔚山兵営の三一運動は、青年会が主導して独立宣言書を配布し、独立万歳を叫び、日新学校(現兵営小学校)の生徒や城内の全住民もこれに参加しました。この時、銃剣で武装した日本の守備隊と衝突し、その場で厳俊、文星超、周士文、金応龍の４人が殉死したほか、多くの人々が傷を負いました。権奭運、金松根、金長寿など22人は日本警察に逮捕され、服役した後、己未契を組織し、殉国した同士の霊を慰めるために毎年4月6日に祭祀を行い、1955年に永慕閣を改修して三一祠を建て、三一祠奉祭会を作るなど、その意志を現在まで受け継いでいます。
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場所蔚山広域市 中区 兵営城11ギル 25
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先端兵営城は、外敵の侵入が多く、500年間以上にわたり慶尚左道兵馬節度使営が置かれていた場所であったことから、他の地域よりも外敵に対する抵抗精神が強かったことに加え、集団で暮らしていた武班階層が日本により強制的に軍隊を解散されたことに対する反感が強かったため、兵営地域での3.1運動は蔚山の他の地域のそれよりさらに熾烈であったと考えられます。
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電話052)281-0314
