白楊寺
新羅の護国を祈った寺
932(新羅敬順王6)年、高僧白楊禅師が新羅の護国と蔚山地域の太平を祈るために含月山に建てた寺院です。この寺は1678(朝鮮粛宗4)年に衍淨禅師、1793(英祖29)年に雪仁禅師によって建て直され、1922年に普賢比丘尼が修復しました。かつて含月山の山奥にあった白楊寺は、蔚山の都市化につれ、今では訪れやすい伝統寺院になりました。 明け方に含月山を登る人々は、蔚山市内に鳴り響く白楊寺の鐘の音を聞きながら、蔚山湾越しに日が昇る東海を眺めながら新しい一日を迎えます。
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場所蔚山広域市 中区 白楊路 67
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先端白楊寺の4つの聖宝(阿弥陀三尊仏坐像、後仏紅幀、神衆図、そして石造浮屠)は蔚山広域市の有形文化財として指定されています。
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電話052)243-8712
石造浮屠
白楊寺の西側の丘にある浮屠で、基壇部の下台石と中台石、上台石をはじめ、球形の塔身と石塔の屋根にあたる屋蓋石、相輪をすべて備えています。全体的に表面は粗く、単独の浮屠殿が設けられており、サイズは比較的大型ですが、朝鮮後期の浮屠の典型的な様式でつくられています。




















